代表 刈谷真幸

Kariya_HP_About_masayukikariya

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僕は1974年生まれで、祖父母の代から農家をやっている家に生まれました。ずっと農業しか見てこなかった反動からか、幼い頃から農業が嫌いで工業分野の道を志していました。どこか農業とは違う世界を求めて、サラリーマンや林業、フリーターなど本当に色んな仕事を経験してきましたが、次第に、職業に関係なく環境や周りに左右されず自分が望む生き方がしたい、と強く思うようになりました。そんな折、父の引退を機に本格的に農業の道へ入ることとなるのですが、これまで嫌ってきた農業こそが、実は僕の信条やライフスタイルにぴったりだったということに気づき、いまは経営者として刈谷農園を支える一員として、スタッフや家族、たくさんの人生の先輩達に助けられながら農業に取り組んでいます。

刈谷農園代表 刈谷真幸

 

 

有機農業へのこだわり

─ 僕らしいやり方で貢献したい。それが有機農業だった ─

MasayukiKariya_2僕は将来、世界の人口が急激に増え食料危機が起こったとき、人々の生活を支えるのは科学でも政治でもなく、僕らのような農家だと確信しています。子供達が大人になったとき、安心で安全な食べ物がすぐ手に入るような世の中であって欲しい。自分たちがいなくなった次の世代のことを考えると、有機の意義は本当に大きいと痛感しています。いまの子供たちはアレルギーや花粉症など本当に多くの悩みを抱えていますが、身体を作っている原点はなにを置いても「食」。本物を食べることが、健康に絶対良いはず。そのために僕なりのやり方で、次の世代に貢献していきたいと思っています。

 

 

商品づくりへのこだわり

─ 作り手とお客様との出会いを、もっともっとワクワクさせたい ─MasayukiKariya_3

僕たちは作り手の顔が見える安心食材をお届けしたり、産地直送で新鮮な野菜を届けるだけでなく、そこから次の、お客様との新しい“出会い方”をいつも探しています。美味しいだけじゃない、もっとオシャレだったりカッコ良かったり、そんなきっかけから商品を知ってもらいたい。フタを開けてみると、実は中身も正真正銘の本物!そんなコミュニケーションがお客さんと出来たら最高にカッコいいし、ワクワクしませんか?僕たちのそんな思いがつまった第1弾の商品が、しょうがパウダー「ALADDIN」です。都会のオシャレな女性が日頃持ち歩くスタイルをイメージして作っていますが、今までにない商品が出来たと思っています。これからも様々なジャンルの方とパートナーシップを組みながら、ワクワクを広げていきたいと思っています。

 

 

人について

─ こだわりのある生き方、仲間あってこその人生が一番楽しい ─

MasayukiKariya_4僕は「食べるためだけに仕事をして、お金をもらう」という価値観が大嫌いなんです。大事な時間をどんな風に使うかは、たとえ仕事でも自分自身で決める、そんな生き方をモットーにしています。経営者として、また夫、父として彼らを守っていくためにいつも一生懸命ですが、僕はこれから若い世代の農業には色んな働き方が広がっていると思っています。僕自身にも、農業以外にやりたい事がたくさんあって、そのために使う時間も絶対に欲しい。限られた人生の中で、こだわりを持って仲間達と生きていけるかを、妥協したくないんです。僕はそんなライフスタイルを“ご機嫌さん”な生き方、とよんでいるのですが、「農家っぽくない」は僕にとって最高の褒め言葉です。僕らの世代にとって、農業ってそのくらいラフで楽しく、カッコいい仕事にしたい、というのが僕の思いです。